
人と社会と共創し、
ステンレスを美の表現へと導きます
アベル株式会社は、ステンレスの表面処理加工を専門とする製造会社です。
Abel Black®という黒色に特化した発色技術を中心に、これからの世界を作るデザイナーや設計者の皆様とともに、ものづくりの可能性を切り開くことを目指しています
私たちはステンレスの可能性を拡げる技術家集団です

1965年、アベル株式会社の前身、近畿薬品工業はステンレス表面処理の事業を開始し、時代のニーズに応えながら薬品を使って表面を加工する電解研磨の技術を築き上げてきました。1993年、社名をアベル株式会社に改名。2008年にはその後の会社のものづくりに対する姿勢を表す、鏡面ブラックステンレス「Abel Black®」を開発し、ステンレスという素材の可能性を拡げてきました。
「アベル」とは取締役会長の居相英機が名付けました。そこには「最高に(Ace)美しい(Belle)ものを追求する」という会社の姿勢が示されています。アベル株式会社が目指す美しさは技術の探求がもたらす、本質的な価値にあります。それは「美は、加えるものではなく、引き出すもの」「美は、誠実な仕事の先に宿る」「美は、人と社会と共に創造するもの」という考え方に裏付けられています。このような姿勢を保ちながら、様々なものづくりに携わるデザイナーや設計者のパートナーとして、私たちが提案する素材や技術なくしては実現できないプロジェクトに取り組んでいく所存です。
- 社名
アベル株式会社
- 所在地
〒581-0056大阪府八尾市南太子堂1-1-42
- Tel
072 992 5401
- Fax
072 993 9912
- 代表者
代表取締役社長 居相浩介
- 設立
1943年(昭和18年)
- 資本金
20,000,000円
- 従業員数
50名
- 事業内容
ステンレス表面処理及び材料販売
加工を含めた受託販売
アベル株式会社の仕事を導く理念とビジョン
社是
超一級の技術をもって最高の美を追求する
社訓
誠実を旨として和衷協同 超一級の技術を築き上げる人となる
パーパス
超一級の技術をもって、人と社会とともに最高の美を創造する
ミッション
世界中の目利き達をうならせる製品を創りだす(BtoP)
ビジョンファーストコールカンパニー
世の中に大きく貢献する会社となる
ビジョン
ファーストコールカンパニーとして、世の中に大きく貢献する会社となる
バリュー<行動の原点>五つの誓い
私たちは、まごころをもって良い品をより早く、安定的につくることを生きがいとします。
私たちは、仕事を自ら求め、調和のとれた仕事の流れを作り上げることに努めます。
私たちは、アイデアと時間を尊重し、不断の研究と努力を忘れません。
私たちは、取引先の繁栄と基本姿勢に責任をもつ立場で行動します。
私たちは、仕事を愛し、常に夢と若さを保ち、明るい職場作りに努めます。
技術探究から生まれた本質的な美しさ

アベル株式会社の美意識は、その社名に深く根差しています。それは「最高(Ace)の美(Belle)を追求する技術者集団(Engineer)」という理念そのものです 。私たちの目指す美しさとは、単なる表面的な装飾ではありません。それは「超一級の技術をもって最高の美を追求する」という社是に示されるように、素材の本質と向き合い、高度な技術によってその内に秘められた可能性を最大限に引き出すことで生まれる、深遠で本質的な美しさです。
美は加えるものではなく、引き出すもの
私たちの哲学を最も体現しているのが、独自の黒色ステンレス加工技術「Abel Black®」です。従来の塗装やメッキが素材の上に色を「重ねる」ことであったのに対し、Abel Black®はステンレス表面の酸化被膜を精密に成長させ、光の干渉を制御することで黒という色を「引き出し」ます。これは、素材が元来持つ金属としての質感を決して失うことなく、その表情をより深く、豊かにする試みです。私たちは、ステンレスという素材そのものが持つ魅力を尊重し、その表面に内面を映し出すかのような、本質的な美を追求します。
美は、誠実な仕事の先に宿る
私たちの美意識は、製品の完成度だけに向けられるものではありません。社訓に掲げる「誠実を旨として和衷協同」の精神に基づき、ものづくりに向き合う姿勢そのものにも美しさを見出します。アイデアと時間を尊重し、不断の研究と努力を続けること 。調和のとれた仕事の流れを自ら作り上げること。そして、仕事を愛し、夢と若さを保ち、明るい職場作りに努めること。こうした一つひとつの誠実な行動の積み重ねが、製品に品格と、言葉では表現できない美しさを与えると信じています。
美は、人と社会と共に創造するもの
アベルの目的は、単に美しい製品を創り出すことだけではありません。私たちのパーパスは、「超一級の技術をもって、人と社会とともに最高の美を創造する」ことです 。私たちは自らを、世界中のデザイナーや設計者といった「目利き達」のパートナーであると位置づけています。私たちの革新的な技術と素材が、彼らの創造的なビジョンと出会うことで、これまでにない価値が生まれます。建築、デザイン、最先端の工学機器など、様々な分野でパートナーの皆様と共にプロジェクトに取り組み、社会に貢献することこそが、私たちの目指す美の共有であり、共創なのです。
アベル株式会社にとって美の追求とは、ステンレスという素材の探求であり、技術の革新であり、そして人と社会との対話に他なりません。私たちはこれからも、誠実なものづくりを通して、時代が求める「最高の美」を創造し続けます。
プロジェクトパートナー

私たちは世界中のデザイナーやエンジニアといった未来を創造する方々のパートナーとなり、さらなる研究、開発を行うことで領域にまたがる新たな価値を創ります。また仕事のプロセスにおいても卓越性を追求し、イノベーションと効率のバランスを取りながら、創造的な職場環境を育んでいます。
創業60年
イノベーションの歴史と弛まぬ進化

アベル株式会社は長年にわたり、社会のニーズに応え、金属本来の美しさを保ちながら、新たなデザインと産業の可能性を切り開く先駆的な技術を開発することで進化を続けてきました。私たちは、常に革新的なプロジェクトを可能にする技術と素材を提供することに、これからも尽力していきます。
1965
創業(近畿薬品工業)、ステンレス表面処理事業を開始
1993
社名を「アベル株式会社」に社名変更
2011
東京スカイツリーに「アベルブラック」が採用
2016
独自の表面処理技術として「Abel Black®」を商標登録
2024
イタリアミラノ 「Milano Design Week 」出展
新社屋・ 第二工場設立
2025
大阪・関西万博2025 「大阪ヘルスケアパビリオン」出展
